以前はまだ乳幼児の子育て世帯の多いアパートに住んで居ました。
そこは、会社から社宅として普通のアパートを借りて住むようにと不動産屋を介して紹介された所です。
専用庭もあり、赤ちゃんの生まれたばかりな我が家には丁度いい広さでしたから気に入りました。
周りが子育て世帯ばかりだというのも気楽で近所と上手くやれそうな気がして居たのです。
でも、しばらく経つと偶然にも我が家の隣だけは老夫婦が住んで居てしかも口うるさいと分かりました。
それで、我が家は夜9時には静かにしているのに足音がうるさいとか苦情が来るようになったのです。
我が家の住んで居たのは一階で、お隣さんだったのですが床は続いていて壁で隔ててるだけといった感じの造りのアパートだったので仕方ないのかもしれません。
まだハイハイしかしない我が子がうるさいと言われても困ると思いながらも、二人目を妊娠していてデリケートだった私はストレスでした。
そんな私を見かねて夫が、丁度いい機会だからマイホームを買おうと言い出しました。
そして、今住んでいる新築分譲マンションを購入するに至ったのです。
今回もやはり我が家と似たような世帯がほとんどのマンションで、でもアパートとは造りが違うので騒音はそこまで心配なさそうでした。
そして、引っ越してすぐに下の階に住む住人にご挨拶に伺ったところ、独身男性が一人で住んでいて騒音は気にしないで元気にさせてあげて下さいと言ってもらえました。
前に居た所とのギャップに嬉しくて、泣きそうでした。
暮らしてみると、マンションの共用部ですれ違う家族はみんな子供が小さくて似たような感じなので安心しました。
管理人さんも常駐していてくれて、とても気さくなおじいちゃんという感じなのも有難いです。
たまにちょっと困った事があっても聞けるし安心して住んでいます。
ただ、私は人見知りなのでママ友付き合いなどが苦手なのですが、既に仲良くなったらしいママと子供の集団が共用部でワイワイガヤガヤ仲良くしていると、こちらを全く見てないのでわざわざ通るときに挨拶するのもな、と思い挨拶できず何となく気まずいです。
朝はマンションの玄関で10組ほどの幼稚園バスの送りに出た母親たちがその後も数時間立ち話してるので、少し邪魔に思います。
でも、自分も数年でその中に入るのだから仕方ないなと思ってます。
とりあえずは、専用のゴミ庫があるのでゴミ出しも24時間出来るしセキュリティもしっかりしてるのでマンションに住み変えて全体としては良かったなと思ってます。
でもマイホームを買うとなかなか引っ越しは気軽に出来ないので、ご近所さんとは上手くやらなくちゃと思いますね。
月別: 2016年10月
家族の団欒にはマンションが一番良いですね
我が家は主人も私も実家がマンションであったことから、住居購入時も迷わずマンションを選択しました。マンションと戸建を比較した場合、私が良いと思う点は主に3点あります。
まず1点目が人付き合いについてです。マンションというと人付き合いが面倒であったり町内会やゴミ出しのルールがあったりと何かと人の目を気にしなければいけないというイメージを持たれている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。確かにマンションであれば戸建に比べて人に会う機会も多いですし、会えば世間話くらいはします。しかし、それが今の付き合いの希薄化した時代を考えるとかえって良いのではないかと思うのです。最近では一人暮らしの方も多いと思いますが、職場と自宅の行き来しかないような人もいるはずです。ストレス環境下の元で働いたあとに何気ない世間話ができるのも、実は意外と神経をリラックスさせることにつながっていたりもします。また、自宅にこもりがちの人がマンション住民の人と少し話ができるだけで心がふっと軽くなることもあります。
付き合いを煩わしいという人もいますが、少し立ち話をするのが当たり前になってくると逆に生活に色を与えてくれる重要な役割を果たしてくると思うのです。
2点目が家族の団欒に最適ということです。戸建であるとリビングを経由しないでそのまま子供部屋や自分の書斎に迎える造りの家も多いのではないでしょうか。反抗期のお子様がいらっしゃる家庭などは同じ屋根の下にいても顔を合わせないというような事態にもつながりかねません。マンションであればワンフロアなため、必然的に顔を合わせる確率は高くなり、その分家族の会話を持つきっかけ作りになります。ワンフロアで生活していれば無視したくてもできないですからね。
働き方が多様化したり、子供たちの習い事などが夜遅くにまで及んだりとなかなか家族みんなで一緒に過ごす時間が取りづらくなってきている傾向にはありますが、マンションだからこそ家族の時間を大切にできるような気がします。
そして主婦としては何といっても掃除が楽なのが嬉しいです。我が家や段差がない造りになっているので余計に掃除機をかけるにもストレスがかかりません。戸建だと階段部分など掃除する箇所が増えることを思うと、同じ部屋の広さがあるのであればマンションで十分です。最近ではウォークインクローゼットだったり、収納スペースが広く取られたマンションも多く出ているので、戸建に負けないような生活ができると思います。
以上3点からマンション暮らしにしてよかったなと改めて思います。
マンションにあってほしいもの、なくてもいいもの
近々マンションへの引っ越しを検討中で、色々な物件を探しては比較しています。その中で、できればこのような間取りがいいなぁとか、こんな設備があったらいいなぁと思うものがいくつかありました。全てを満たす物件というのはなかなか無いでしょうが、できるだけ多くの希望を満たすマンションを探したいです。
マンションに欲しいもの「専用庭」
今まで一軒家に暮らしていたので知らなかったのですが、マンションでも庭付きの物件というのはあるんですね。
「専用庭」と呼ばれるものは、1階のお部屋に付属するお部屋の住人専用の庭のことです。庭も、そこに住んでいる人の敷地となります。リビングの掃き出し窓の外に庭が広がるパターンが多いようです。窓の外がすぐ道になっているのではなく、小さくても庭があり緑があるというのはいいですね。リビングのソファに座って過ごすときも、窓の外に緑が広がっていると開放感が違うと思います。
2階以上の部屋にもルーフガーデンと呼ばれる、広めのバルコニーがついていることがあります。しかし、植物を育てることを考えると、やはり1階の専用庭の方が、土の地面があってよいなぁと思います。高層階のルーフガーデンは思いのほか風が強くて危険だとも聞きます。
マンションに欲しいもの「ガレージ」
駐車場ではなく、屋根と壁付のガレージがあるマンションもあるようです。シャッターがついているものもあり、シャッターを閉めてカギをかけておくこともできます。車やバイク、冬用のタイヤや自動車整備用の道具などを置いておくのに便利です。天候の悪い日でも屋根の下で作業ができますし、マンションの部屋ではしにくい汚れがちな作業もできるのでとてもいいと思います。アウトドア系の趣味がある人も、道具のお手入れができます。
集合住宅に暮らしていて困ることのひとつは、ガレージのような半屋外の作業スペースが確保しづらいことだと思います。車や自転車、アウトドアの道具などは場所も取りますし汚れが出ることもあります。一軒家であれば庭やポーチで作業ができますが、マンションの部屋では難しいです。半屋外のスペースとして、ガレージがあるとよいと思います。
マンションになくてもよいもの「ロフト」
間取りを見ていると、ロフト付きの部屋は結構あります。確かに天井が高いと開放感があってよいと思うのですが、ロフト自体は意外と使い道がないのではないかと思います。居住スペースとしては、夏は暑くなってしまい居心地が悪いです。物置として使うにしても、はしごを使って出入りしなくてはいけないのは不便です。さらに、部屋にはしごがあることで、部屋のレイアウトが制限されてしまいます。ロフトは、なくてもいい設備の一つだと思います。
オークションで買った分譲マンションに賃貸で住むということ
以前オークションで買って住んでいたマンションは1DKながら分譲マンション。私は賃貸で借りていました。買って住んだわけではないけれど、長年住む間に、分譲と賃貸では住み心地が全然違うと実感するようになりました。古いマンションだったので、間取りや設備については、新しい賃貸マンションの方がずっとよいだろうと思う程度で得にメリットはなかったのですが、住民の意識が違うというが大きかったです。まずはゴミだし。ゴミの分別が細かい市でしたが、皆きちんと守って出していて、前の夜にこそっと出すとか、捨ててはいけないものを出すという人はほとんどいませんでした。たまに間違えて出し、回収されなかったゴミがあると、出した本人が持ち帰っていたようです。世帯数が30程度の小規模マンションだったせいもあり、マンション新築当時から住んでいる長老のような方もおられるし、賃貸住宅に住んでいた時は隣の人の顔をよく覚えていないということもありましたが、このマンションではほぼ全員が顔見知り。悪いことはできません。スーパーなどでばったり会えばもちろん挨拶するし、引っ越して出ていく人、あるいは入居する人なども回覧で連絡がきたり、いざという時のために、各世帯の電話番号表が配られたり。個人情報保護法が…と言われそうですが、もちろん住人の合意のもとで、信頼関係もありました。マンション屋上の共同洗濯物干場に、近所の高校生が出入りしてタバコを吸っていた、という目撃情報があると、すぐに注意の張り紙を出したり、何か起きた時の対応も速やかでした。同じフロアにかなり高齢の女性が一人でお住まいでしたが、長年住んでいる方は、万一のことがないか、部屋の明かりがついているかを、いつもさりげなく気を付けていたようです。
最近は人口減少によって住宅が余っているから、今後は買って住むより、借りて住むほうがリスクが少ないという話をよく聞きます。一見買った方がお得なように思えても、管理費や修繕積立費がかかるし、リフォームが必要になったりするので、トータルで考えると借りても買っても、金銭的にはそれほど変わらない。それならリスクが少ない賃貸の方がいいという考えです。確かにその通りですが、賃貸と分譲では住民の意識が違うという金銭でははかれない大きな違いがあります。お互い顔見知りで声もかけあうとなれば、防犯面でも心強い。そういったことも考えてマイホームを持とうとする人もいるのではないかと感じています。
狭すぎたアパート暮らしは人間にとってどう影響するのか
私は以前、若いころに上京して一人暮らしをしていたのですが、その時住んでいたアパートの話をします。
上京して働く事になった私は、ネットの不動産サイトを巡ってアパートをまず探しました。職場に通える範囲で、最寄り駅からも近く、家賃も安い物件はないか様々なサイトを見て探しました。
すると、一階部屋でしたが、6畳間でユニットバス、トイレ付きの家賃が4万円ほどの部屋と、二階部屋で3畳間ロフト付き、ユニットバス、トイレ付きで家賃が何と3万8千円の部屋があったのです。これは安い!となり、実際上京してそのサイトの不動産会社へと赴いたのでした。
残念な事に当初第一希望にしていた一階6畳間の部屋はもう先客が来てしまっており、埋まってしまっていました。なので、二階部屋3畳間の部屋の方を実際に見に行く事にしたのです。
3畳間の部屋があるアパートは、住宅街の細い路地に建っていました。見た目は多少古い感じでしたが、許容範囲でした。部屋は角部屋になっており、案内され中に入ると、やはり3畳間は相当には狭いです。ですが約1畳ほどのロフトが付いていましたし、ユニットバスとトイレも付いていたので、3万8千円という安さもあり、結局ここに決めたのです。住居を早く決めないといけないと、焦っていた面もありました。
それから引っ越しをし、この3畳間の部屋での生活が始まりました。テレビや衣装ケース、冷蔵庫等の多少の家具を置き、布団を敷くともう部屋はそれだけでいっぱいです。やはり、かなりの手狭さです。一応ベランダはありましたので、洗濯機はそこに置けました。台所の流し台もありましたが、部屋が狭すぎて料理をするのはかなり厳しい状態でした。
そんな状態で新生活が始まったのですが、仕事が忙しく、帰りも深夜になる事が多かったので就寝はいつも2時以降になっていました。しかし、隣の部屋の住人が毎朝7時ジャストに大音量で音楽をかけるのです。目覚ましなのでしょうが、こちらは煩くてかないません。それが毎日でしたので、いつも睡眠不足の状態でした。
おまけにアパートの隣は一軒家でしたが、大きな木が生えており、私の部屋のベランダにまで枝がはみ出していたのです。ある日、洗濯を干しているとその家の住人の方が「木の枝は勝手に切ってもらって大丈夫だから。」と私に言ってきました。それじゃあ、遠慮なくと木の枝を切る事にしたのですが、これがなかなか大変な労力を要したのです。
そんな色々な事があり、結局このアパートには半年しか住めませんでした。やはり狭すぎるのも考えものです。
アパートやマンションのハズレ物件を引き当てないために
賃貸アパートでも分譲マンションでも、もし引っ越しをするなら必ず事前にやっておいたほうが良いことがあります。実は私がこれをやらなくて失敗した経験があるんですが…。
それは夜に物件の下見に行くこと。普通、物件の下見に行く時は明るい時間帯ですよね。不動産屋が営業している時間内になりますから当然そうなります。でも実は昼間の下見だけでは見えてこないことって…あると思いませんか?
実際、私が以前住んでいた家がそうでした。線路の近くにあり、時々電車の通る音がしますが昼間ならそう気にならないかなと思っていました。この時は知らなかったんです。深夜も結構電車が走るって。貨物列車などでしょうか。結構遅い時間帯にも電車の騒音が…。これ、慣れるまでは結構ストレスでした。
そしてもうひとつ。昼間下見に行った時は割と静かなアパートだったんです。駐輪場に幼児用自転車があったので、「子どもがいるんだな」くらいはわかっていましたが。この子供がどうやら夜泣き?がひどいタイプ。ひょっとしたら虐待なのかと疑うほどのお母さんの怒鳴り声もしょっちゅう聞こえてきます。同じアパート内のよその子供の声でうちの子が起きてしまうのにはまいりましたね。かといって、子供の泣き声に苦情は言いにくいのが実際のところです。それとなく管理会社に言ってはみたものの、「対応できない」とのこと。当然ですよね。
そしてこのアパートが昼間は静かだったのにはもうひとつ理由がありました。どうやらアパートの2室くらいは、飲食店勤務の女の子用の寮になっていたようなんです。深夜遅くまで、下手したら明け方まで働いている彼女たち、当然昼間は寝ていますから静かなはずです。ただしお仕事から帰ってきた時が結構うるさいんです。深夜3時頃に爆音カーステレオと共に帰宅する彼女たち(多分複数)。送迎車と思しき車が下に止まってから、たいてい30分近く大騒ぎしてからアパートに入ってくるんです。こちらが熟睡している時は気付かないこともありますが、それでもふとしたひょうしに目覚めてこの騒ぎを聞いてしまうと、なかなか寝付けなくなってしまいます。おまけに仕事柄でしょうか、アパートの玄関前で派手な痴話げんかをくりひろげ、近所の人が警察を呼ぶほどの騒ぎになったことがありました。
一見ごく普通のアパートでもいざ住んでみなければ、どんな環境なのか見えにくいですよね。だからこそ私はそれ以降は引っ越しをする時、深夜に物件をチェックしに行くようになりました。賃貸ならともかく、分譲住宅地やマンションの購入を検討している人は、絶対チェックしておいたほうが良いですよ。