アパートやマンションのハズレ物件を引き当てないために

賃貸アパートでも分譲マンションでも、もし引っ越しをするなら必ず事前にやっておいたほうが良いことがあります。実は私がこれをやらなくて失敗した経験があるんですが…。
それは夜に物件の下見に行くこと。普通、物件の下見に行く時は明るい時間帯ですよね。不動産屋が営業している時間内になりますから当然そうなります。でも実は昼間の下見だけでは見えてこないことって…あると思いませんか?
実際、私が以前住んでいた家がそうでした。線路の近くにあり、時々電車の通る音がしますが昼間ならそう気にならないかなと思っていました。この時は知らなかったんです。深夜も結構電車が走るって。貨物列車などでしょうか。結構遅い時間帯にも電車の騒音が…。これ、慣れるまでは結構ストレスでした。
そしてもうひとつ。昼間下見に行った時は割と静かなアパートだったんです。駐輪場に幼児用自転車があったので、「子どもがいるんだな」くらいはわかっていましたが。この子供がどうやら夜泣き?がひどいタイプ。ひょっとしたら虐待なのかと疑うほどのお母さんの怒鳴り声もしょっちゅう聞こえてきます。同じアパート内のよその子供の声でうちの子が起きてしまうのにはまいりましたね。かといって、子供の泣き声に苦情は言いにくいのが実際のところです。それとなく管理会社に言ってはみたものの、「対応できない」とのこと。当然ですよね。
そしてこのアパートが昼間は静かだったのにはもうひとつ理由がありました。どうやらアパートの2室くらいは、飲食店勤務の女の子用の寮になっていたようなんです。深夜遅くまで、下手したら明け方まで働いている彼女たち、当然昼間は寝ていますから静かなはずです。ただしお仕事から帰ってきた時が結構うるさいんです。深夜3時頃に爆音カーステレオと共に帰宅する彼女たち(多分複数)。送迎車と思しき車が下に止まってから、たいてい30分近く大騒ぎしてからアパートに入ってくるんです。こちらが熟睡している時は気付かないこともありますが、それでもふとしたひょうしに目覚めてこの騒ぎを聞いてしまうと、なかなか寝付けなくなってしまいます。おまけに仕事柄でしょうか、アパートの玄関前で派手な痴話げんかをくりひろげ、近所の人が警察を呼ぶほどの騒ぎになったことがありました。
一見ごく普通のアパートでもいざ住んでみなければ、どんな環境なのか見えにくいですよね。だからこそ私はそれ以降は引っ越しをする時、深夜に物件をチェックしに行くようになりました。賃貸ならともかく、分譲住宅地やマンションの購入を検討している人は、絶対チェックしておいたほうが良いですよ。

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